種なしの剪定

  • 2020.01.15 Wednesday
  • 21:13

昨日は午後から雨が降り出しました。

夜には気温が下がり今シーズン初雪かと思いましたが、

そこまで気温が下がらなかったようで、初雪とはなりませんでした。

今シーズンは雪が降るのでしょうか。

例年にはない気候が続いているので、非常に気になるところです。

 

種なしブドウは、種をなくすために

化学農薬であるジベレリンに房の子供を浸します。

この処理は、ほぼ確実にブドウを実らせることができるので、

樹の元気さ(樹勢)を調整する必要がありません。

 

ですから、樹勢をコントロールするための剪定をする必要がなく、

効率性を重視した剪定方法を行うことができます。

 

昨年伸びた枝と同じように今年も新梢を伸ばせばよいので、

 

ある程度、機械的にバチバチと短く切っていきます。

スッキリしたので、今年も同じように新梢が伸びてくれることでしょう。

 

 

 

 

剪定が本格化

  • 2020.01.09 Thursday
  • 21:48

昨日までは、時折、強風が吹き小雨が降り注いでいました。

低気圧が日本海を通ったために、南からの暖かい空気が

吹き込んできたために雨模様でした。

この低気圧が本州や太平洋側を過ぎていれば、

真冬らしい荒れたお天気になっていたことでしょう。

今シーズンはまだ雪が降りません。

 

今日は一転、清々しいほどの青空が見えました。

冬型の気圧配置になるので、気温がグンと下がる予報でしたが、

暖かい日差しが降り注いでくれたおかげで、昨日より暖かく感じました。

 

おかげで剪定作業が大変はかどりました。

 

去年、伸びた枝を

 

切り込んでいきます。

 

今年も美味しいブドウが実るように

樹と対話しながら作業しています。

 

 

 

 

土壌の微生物について

  • 2020.01.06 Monday
  • 20:28

土壌の有機物の分解のメカニズムについて、

先日紹介した小祝政明氏の「有機栽培の肥料と堆肥」で

勉強しました。

 

まず第一段階として、糸状菌と言われる微生物が

より小さな有機物に分解します。

この糸状菌は土壌微生物の中で最も多いと言われているので、

ふくじろうの畑にも多く生息していると考えられます。

 

次に酵母菌が小さくなった有機物を分解しアミノ酸などを作り出します。

このアミノ酸に、生物の成長に必要な窒素や炭水化物が含まれています。

酵母菌は野生果実などに多く含まれています。

 

つまり、化学肥料をほとんど使用していないふくじろうのブドウが

まさにそれになります。さらに、ふくじろうではブドウを発酵させてから

畑にまいているので、より多くの酵母菌を土壌に供給していることになります。

 

また、土壌病害虫を抑える力のあるのが放線菌で、

腐葉土のような環境で増殖するそうです。

ふくじろうでは裏山の落葉を採取してまいているので、

この放線菌もしっかりと土壌に供給していると考えられます。

 

今までは、何となく土に良さそうだからと行っていた

裏山の落葉や発酵したブドウの散布。

今回、これらがしっかりと意味のある行為だったことが判明しました。

 

現在、種なしブドウのみ有機質肥料を施肥していますが、

将来的には、完全な無施肥栽培ができるように

しっかりと勉強して実践していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

休眠の準備

  • 2019.12.14 Saturday
  • 21:02

ふくじろうに元々あったブドウ棚は吊棚といって、

 

矢印のように電柱のような大きな柱を使って

針金で棚全体を吊り上げて支える仕組みとなっていました。

しかし、長年の経年劣化からサビがひどくなっているので、

棚の整備を進めてきましいた。

 

今、行っている棚の整備は、この大きな支柱を撤去して

沢山の支柱で支える仕組みに変えています。

 

撤去した支柱に使っていた針金。

サビまくっているので、いつ切れるかわからない状態でした。

 

撤去後は、こんな風に小さめの支柱で支えます。

きれいになり、安全性も確保されました。

他にもまだまだ整備する必要があるので、

時間を見つけて順次、やり替えを行っていきます。

 

そうこうしているうちに、ようやくブドウの樹々も

冬を認識し始めてくれました。

少し前までの暖かさで勘違いして伸びた副梢の葉は

まだ青々としていたのですが、

 

全ての樹の葉がようやく枯れ始めました。

暖かくなりそうな日も曇りで日差しが届かず、

常に気温がさほど上がらなかったおかげでしょうか。

ようやく、樹々が冬を認識して休眠の準備を始めてくれたようです。

 

 

 

 

休眠できない樹々

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 21:39

落葉が終わり樹が休眠に入ってから始める作業が剪定。

この週末で完全落葉を迎えるかと思っていたのですが、

また気温が上がった影響か、まだ葉が残っています。

 

それだけではなく、気温が下がり切らないために

樹が冬の到来はまだ先だと勘違いしているようで

 

新しく副梢が伸びようとしています。

おいおい。

まだ休眠するのは先になりそうですね。

 

樹が休眠する前に剪定を行うということは、人間で言えば、

麻酔が効く前に手術をするようなものだと考えています。

そんなの痛くて耐えられませんよね。

おそらく樹も同じではないかと思っています。

 

なので、今週から予定していた剪定作業は延期。

先週に続き、今週も午前中は粗皮剥ぎを行い、

午後は棚の補修を行うことにします。

 

 

 

 

 

冬を迎えた樹々

  • 2019.12.08 Sunday
  • 20:12

北日本では大雪に見舞われていますが、

ふくじろうではなかなか気温が下がり切らず、

冬の本格到来はまだ先のようです。

12月になっても雪を見ることはなく、

霜も10日ほど前に1度降りたきりです。

 

それでも、少しずつ落葉は進み

 

一部の品種を除き、ほぼ葉がなくなりました。

農閑期のメインの作業となる剪定を

来週ぐらいから始めていこうと思います。

 

特に、種ありは剪定具合が来年のブドウに出来を

大きく左右するので、今年一年を振り返り樹の様子を

思い返しながら剪定しないといけません。

来年も美味しいブドウをお届けできるように、

しっかりと剪定作業に入っていこうと思います。

 

 

 

 

 

土づくりの季節

  • 2019.12.02 Monday
  • 20:28

12月、今年も後ひと月となりました。

日差しがあっても冷たい風が吹くという

冬らしい気候がようやくやってきました。

 

ブドウの葉がすべて落ちるまで、もう少し。

全てが落葉すれば剪定の時期となります。

それまでに、土づくりの作業を終わらせないと。

 

先週、集めた裏山の落葉。

 

今日はその落葉を樹の周りに撒きました。

裏山の様々な微生物が畑になじんでくれますように。

 

土中の有機物を分解するのに、

キノコ菌が良いという話があります。

裏山の落葉を入れるようになってから、

今まで見かけなかったキノコが生えるようになりました。

様々なキノコ菌がふくじろうの土づくりを

支えてくれているのかもしれません。

 

 

 

 

 

裏山からの恵み

  • 2019.11.29 Friday
  • 21:42

豊かな自然の山では、

肥料のような外因を入れることをしなくても、

その中だけ生命は完結しています。

それは多種多様な生命が存在しているからではないでしょうか。

 

しかし、ふくじろうではブドウという一種の樹しか

存在していないので、不自然さが生まれてしまっています。

そこで、豊かな自然に近づけるように、

毎年、多種多様な落葉を集めて畑に散布しています。

その落葉にはその土地にあった微生物(土着菌)も

含まれると考えているので、圃場のすぐ裏の山で集めた

落葉のみを畑に散布しています。

 

ここ数日の寒さと雨で、畑の樹々だけでなく

裏山の樹々も落葉が進みました。

 

裏山沿いの道路に落ちた、たくさんの葉。

 

土着菌がしっかり詰まった落葉を集めます。

 

落葉を回収すると道路も綺麗になるので一石二鳥です。

 

 

 

 

ぶどうのジュース

  • 2019.11.17 Sunday
  • 20:43

 

冷凍していたぶどうでジュースを作りました。

煮詰めてこすだけという簡単なものですが

ぐつぐつ煮るとあま〜い香りがただよってきました

 

 

無農薬無施肥の種ありブラックオリンピアで作ったジュース。

家族にも試飲してもらったのですがストレートでは

「のどが焼け付くほど甘い」

とのことで、そのまま飲むには濃すぎました。

氷と炭酸水で割ると美味しく飲めました。

ぶどうジュースというよりぶどうの原液と言った方がしっくりくる感じです。

 

 

一方、種を抜いたブドウで作った方は

「普通にジュース」

という感想。

確かに普通にストレートで飲めました。

さっぱりとしていました。

写真は撮り忘れましたが・・・

 

全く同じ作り方でも、種ありと種ぬきでは

ジュースの味も違ってくるようですね。

種ありは濃厚。

種抜きはあっさり。

比較すると生食の時と同じような違いです。

循環型の土作り

  • 2019.11.14 Thursday
  • 21:14

今日は寒波の影響で急激に気温が下がりました。

日差しがあっても寒い1日でした。

いよいよ冬の到来ですかね。

 

圃場も寒しい景色に変わってきました。

 

この時期は土作りの時期でもあります。

除草されてできた枯草や落葉、鳥獣の糞などの有機物が

土中の微生物に分解されて植物の成長に必要な養分が生まれます。

この有機物と微生物を圃場に入れるために、

ふくじろうでは自家製堆肥を作っています。

この自家製堆肥は選果落ちしたブドウで作ります。

 

自然界においては、実ったブドウは鳥獣によって食され種を運んでもらいます。

しかし、食べ残されたり完熟した実は落下し土に戻ります。

そう考えると、商品になる基準を満たさない選果落ちしたブドウをただ捨てるのは惜しい。

そして、土に戻して循環させた方がエコロジーでもあります。

 

ブドウを実らせるのに好ましくない病気が付いたブドウは捨てますが、

それ以外のほとんどの選果落ちしたブドウを桶に集めて発酵させたのが自家製堆肥。

それが

 

これです。

皆さんがイメージする堆肥とは違いますが、

製造方法で考えると堆肥と呼ぶそうです。

ブドウについたカビなどの様々な微生物が繁殖しています。

 

この自家製堆肥を樹の周りに撒くということは、

養分を作り出す微生物とその餌となる有機物(ブドウそのもも)を

土に補充してあげることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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