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- 2022.09.21 Wednesday
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台風14号接近の翌朝に圃場に向かうと、
傘紙が散乱していたものの、ブドウは2,3房落下していた程度で済んでいました。
しかし、翌日の吹き返しの方が強い風が吹いてさらに数房落下してしまいました。
とは言え、雨もそこまで激しく降ることもなかったのですが、
錦川流域で結構な雨量だったのか川の増水が激しかったです。
本当に、環境問題に真剣に取り組んでいかないと。。。
まずは、自分にできること。
エコな農業を実践することを継続していきたいと思います。
今朝、出荷作業前にふと倉庫の上を見上げると
入口の真上の軒下に
キイロスズメバチが巣を作っていました。
数週間前にチェックした時にはなかったのに、いつの間に。。。
夜になるのを待って、
先ほど駆除してきました。
これで、アシナガバチが1個にキイロスズメバチを2個の
合計3個を今年に入って駆除することになりました。
今年が特別なのか、今後、こんなハイペースでハチが巣作りするようになるのか。
化学合成された殺虫剤を使用せずに栽培しているので、
ハチには気を付けていかないといけません。
台風14号只今最接近中。
昨夜から、時折、強い風が吹くものの
そこまでの暴風は吹いておりません。
雨もだいぶ小降りになっていて小康状態になっています。
ただ、日本海よりの進路を進む場合は通過後の
吹き返しの方が強く吹く場合が多いので注意が必要です。
数日前のこと。
収穫のため早朝に畑に向かうとせんとほしの様子がいつもと違っていました。
ほしがどこかへ導こうとしていました。
付いていくと、せんが棚の上に向かって吠えていました。
よ〜く見るとイタチが棚の上で怯えていました。
しばらくすると、イタチが棚を揺らしながら棚上を走り始めました。
ブドウがゆっさゆっさと揺れてブドウが脱粒しそうなので
イタチを棚下に落とすと、すかさず、せんが一咬みで仕留めていました。
また別の日には、畑に着くと畑の真ん中で二匹が吠えていました。
近づいてみると、誇らしげに仕留めた子ぎつねを囲んでいました。
さらに別の日には、吠える二匹に近づくとヤマガカシと格闘しようとしていました。
そして、またもやせんが止めを刺していました。
狩猟本能とでも言うのでしょうか、後ろ足が悪いのによくあんな風に
一撃で仕留めることができるのかと感心しました。
そんなわんこたちも、暑い昼間はゆっくりくつろいでいます。
日陰でぐっすりお休み中のせんと
ほしです。
ふくじろうでは最初にサルに入られて以来、一度もサル被害がありません。
というか、圃場の近くでサルを目撃することがなくなりました。
せんとほしがしっかりと縄張りを守ってくれていたのでしょうね。
わんこたちに感謝です。
今日も真っ黒に美味しくなったピオーネを中心に出荷です。
しばらくはぐずついたお天気が続きそうな予報でしたが、
今日は良いお天気となりました。来週から少しずつ出荷が再開しますので、
その前に圃場とその周辺の環境整備を行っています。
今日は圃場の草刈り。
この時期は美味しくなったブドウが所せましとぶら下がっています。
草刈り中にブドウにあたって傷めることがないように、
細心の注意を払って草刈り作業を行っています。
明後日にはまた雨予報ですが、裂果しないように祈るばかりです。
昨年まで鷹の凧を飛ばすことでカラス被害がなくなりました。
なので、鷹の凧を飛ばせば大丈夫と高を括ってしまった結果、
凧がうまく機能せずにカラスに狙われるようになってしまいました。
地形的に風が吹きにくい場所に凧を設置して放置したのがいけなかったようで、
凧の有効範囲をカラスが把握してしまいやられ放題になりました。
くっっ。
そこで、カラスの行動を観察すると、
一気にブドウを食べには来ないようです。
ふくじろうの場合はまず裏山の木に潜み様子を伺います。
この時、全く鳴きません。
大丈夫そうなら低空飛行で棚の支柱へ飛び移り、
そこから樹に移ってブドウを食べているようです。
ということで、裏山から支柱に飛び移るルートに
竹を使って黒いテグスを張りました。
写真では全くわからないですが、実際もほとんど見えない糸です。
これを張ってから被害がなくなったので、
おそらくテグスに引っかかったのでしょう。
裏山の上の方までは飛んできますが、
そこから下へは降りてきません。
下へ降りてくる前にロケット花火で威嚇をすることで、
近づけないように警戒させることも大事なようです。
この先、被害なしでいきたいものです。
日課となっている早朝の見回りに行くと、
収穫期を直前に迎えた黒いバラードの樹で
袋が散乱していました。
カラスの仕業で
袋を破って食べ散らかし見るも無残な状態となっていました。
1晩で十数房の被害。。。悔しい。。。
早速、
鷹の凧を設置。
今日はよく風が吹き大空を舞ってくれてました。
時を同じくして、上空を優雅に飛行する1羽の鳥が。
またカラスか!と思いましたが、よ〜く見ると鷹のようです。
すると、裏山に隠れていた4羽のカラスが飛び出してきて
鷹に襲い掛かり始めました。縄張り争い勃発です。
1対4では鷹も厳しいかなと思っていましたが、
しばらくするとカラスたちが反対側へと飛び去って行きました。
鷹がカラスどもを追い払ってくれました。
化学農薬を減らし使用せずに栽培していくうちに、
様々な虫がふくじろうの畑を訪れるようになりました。
そして、それを食す小鳥やモグラが数多く出没するようになり、
以前、圃場内でモグラを捕獲する鷹を目撃しました。
ふくじろうの圃場周辺が鷹のえさ場となっている感じです。
化学農薬を使用しないことがこんなところにも影響しているようです。
やはり、多彩な生態系を維持するのはとても大事なことだと痛感しました。
突然ですが、こいつは何でしょうか。
プレデターのようないかつい形相。
こいつの正体は
タガメです。
夜明けともに畑に向かう途中に街灯にクワガタがいないか
毎朝チェックしているのですが、そこにタガメが飛来していました。
生きた魚などしか食べないので餌を確保するのが難しく
飼育するのは無理なので、子供たちに見せたら
近くの田んぼにリリースしてあげました。
もちろん、化学農薬を使用せずに栽培している田んぼです。
山奥には、まだまだタガメが生息できる場所が残されているんですね。
こういった種が生息できる環境を維持するのも
我々農家の大事な使命ではないかと考えたりします。
さて、本業の方ですがいよいよ大詰めが近づきつつあります。
種なしブドウは順次袋掛け中ですが、種ありブドウは
伸び放題になっている新梢を
棚に誘引しています。
こうすることでブドウが棚下まで降りてくるので、
袋掛けができるようになります。
そして、直射日光を葉が遮って日焼け予防にもなります。
ゴールドフィンガーや黄玉といった白系ブドウを中心に
今年は単位結果が非常に多くなってしまいました。
単位結果とは粒に種が入らないことを言います。
大きい粒には種が入っているのですが、
この時期で大きさにこれだけの差ができてしまいます。
実に種が入ることで養分をしっかり吸い上げてくれるようで、
果物に種があるのは当たり前だけど非常に大事なことなんですね。
この単位結果ですが、原因はよくわかっていません。
高温や低温などの極度の異常気象も主な原因とされています。
今年は梅雨入りが遅かった上にほとんど雨が降らない影響かもしれません。
ただ、剪定をもう少し工夫すれば来年以降は多少防げる感じはしています。
美味しいブドウをコンスタントに収穫するためには、
まだまだ精進が必要ということですね。
昨日は朝から風が強く吹いていたので、
ビニール張りはひとまずお休みし、
棚の補修やビニール張りの準備を行いました。
今日は一転して風があまり吹かない穏やかな日でしたので、
引き続きビニールを張っていきました。
そうこうしているうちに、圃場内の雑草群はすくすく成長しています。
それにあわせて虫たちも活動を始めだしたようで、
草の合間で小さなクモたちが動き回っているのを垣間見ることができます。
今年もたくさんの害虫を駆除してくれそうです。
圃場へ向かう途中の桜が開花し始めました。
満開までもうすぐな感じです。
昨日、今日と久しぶりの本降りの雨。
長く雨が降っていなかったので恵みの雨となりました。
一昨日までの暖かい日から一転、寒い日となりました。
それでも、畑では春草が芽吹きだしています。
緑肥として大事にしているマメ科のカラスノエンドウ。
今年もしっかり畑を肥やしてくれそうです。
話は変わって、1週間前のこと。
マツダスタジアムでカープ対日ハムのオープン戦を観に行ってきました。
日ハムと言えば、ビックボスこと新庄監督。
今年はいろいろと話題になっています。
監督とは、従来はチームを勝利に導いて観客動員数を増やすのがお仕事。
しかし、新庄監督はチームの勝利を望まずに観客動員数を増やそうとしています。
経営者目線で考えると、なんとも興味深いチャレンジです。
先週の試合では、隔回ごとに1塁コーチャーと3塁コーチャーを交互に行って、
カープファンで埋め尽くされたスタンドへファンサービスを行っていました。
実際のところ、西武戦か日ハム戦かの選択だったのですが、
新庄監督見たさに迷わず日ハム戦のチケットを購入しました。
隣の席にいたカープファンもカープの選手並みに新庄監督に
カメラを向けてシャッターをきっていました。
今シーズン、日ハムの順位が下位に沈んでも観客動員数は
急上昇なんてことになったら面白いだろうなと思ったりします。
今回の観戦で一番驚いたのは、日ハムのベンチの雰囲気が良かったということです。
新庄監督のチャレンジがチームの雰囲気も変えているような気がしました。
順位も、もしかしたら、もしかするかもと思わせる感じで逆転勝利をおさめていました。
既存の慣習に一石を投じるというのはなかなか難しいことです。
美味しくて安心・安全なブドウを作れるように、私も自分に自信をもって、
慣行農法とは相いれない栽培方法を極めていきたいと新庄監督をみて強く思いました。
今日は朝から良いお天気でした。
雲一つない気持ちの良い青空が広がっています。
日差しは暖かいのですが、日が陰り風が吹くとまだまだ寒いです。
なので、体調を崩さないように面倒ですが、
防寒着を脱ぎ着して作業をしています。
ハウスを解体し掘り起こせるアンカーの撤去作業が終了しました。
草刈りするときに邪魔になっていたアンカー。
撤去してすっきりしました。
これで、今年の草刈り作業が随分と楽になります。
次は、棚の補修作業を進めていきたいところですが、
そうこうしているうちに3月に突入。
ビニール張りの準備も進めていかないといけません。
剪定等が終わりひと段落したのもつかの間。
春に向けて忙しさが戻ってきそうです。