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- 2022.09.21 Wednesday
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ふくじろうで最後のブドウの品種、赤嶺(せきれい)の収穫が終わり
これで今年の収穫は完全に終了です。
よく晴れたお天気でしたので、収穫期に活躍してくれたコンテナ達を
今年もありがとう。という気持ちできれいに洗います。
昼間は作業しているとまだ暑い日もありますが、空気は涼しく秋を感じます。
紅葉しだした山を見ると、色んな種類の樹々がある山は
この時期、緑や黄、赤など様々な色なのですが
杉ばかりが生えた山では一色なんですよね。
全てが同じで似通っていることに不自然さを感じてしまいます。
あっちにもこっちにもある杉山は人の手が入る前は
もっと多種多様できれいな山だったろうに。
行き当たりばったりや、今さえ良ければいいというようなこと
そういった気持ちで人の手が入るとそうなってしまうのかもしれませんね。
ブドウの樹に寄り添い、実をつけるのはあくまでブドウの樹。
そういう気持ちを持った農家でありたいと思います。
身体と心に良いもの、美しい自然、後世に残していきたいですね。
盆前後に収穫時期を迎えるサマーブラックという品種。
ようやく成木になり、これから美味しいブドウが採れるというのに、
収穫の忙しさに見回りを怠ったばかりに
樹の根元をガッツリとスカシバに食害されてしまいました。
どうも、弱った樹というのは害虫に集中的にやられるようで、
他の樹は無傷なんですが、この樹だけ6回も食害されてしまいました。
それでも、樹はまだ枯れていません。
カルスと呼ばれる細胞の塊が傷口を塞ごうとしています。
しかし、ここまで食害されると治りきるかは正直わかりません。
というより、いつ枯れてもおかしくない状態。
実は、この樹の主枝も食害されているのですが、
根元がこんな状態にもかかわらず
主枝の傷口も治そうとしています。
つまり、まだ樹は生きているということです。
私の経験上、来年の6月まで枯れずに済めば、
この樹は再び元気を取り戻すと思っています。
樹が持っている生命力をしっかりと引き出して
美味しいブドウを実らせる樹に戻って欲しいものです。
収穫がひと段落しなまっていた体・・・
というよりは、なまっていた気持ちを立て直し
冬の作業モードへと移行しております。
取り急ぎ、センとホシの脱出経路の閉鎖が完了したので、
お次は
防風ネットの撤去です。
乗用草刈機で刈り残していた棚の隅の草ですが、
防風ネットを撤去すれば行えるようになります。
今年は剪定を始める前に、
少しでも棚の補修を程度は行いたいので、
収穫時期の後片付けを早く終わらせたいですね。
赤嶺を残し、他のすべての収穫が終了しました。
今年も多くのご注文を頂きまして、誠にありがとうございました。
盆明けの長雨&日照不足による品質低下が懸念されましたが、
何とか美味しいブドウをお届けすることができてホッとしております。
長雨と日照不足は自然現象とは言え、
その対策となりそうなことがいくつか考えられました。
来年はその対策を着実に実行し、より品質の高いブドウを
お届けできるように精進したいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
毎年のことですが、収穫がひと段落すると、
ブログの更新も日が空いてしまっているように、
一気に気が抜けてしまいます。
しかし、収穫の間に雑用がたまっているので、
それを消化していかないといけません。
少しずつですが、気を引き締めなおしていこうと思います。
まずは、電気柵の補修。
数日前に、ホシがまた脱走していました。
脱走というより、畑から出てしまったという感じでした。
とりあえず、脱走ポイントと思われる個所を補修したのですが、
他にも怪しいところが存在します。
ごちゃごちゃしてて、微妙なところに
トタンを設置。
これでイノシシの襲来の予防にもなるので、一石二鳥。
こういった、細かい補修はこの時期しかできないので、
少しずつでも行っていこうと思います。
台風19号が東日本を通過して4日が経ちました。
にも関わらず、被害報告が拡大しています。
それだけ甚大な被害をもたらしたのか。
被災された方々にお悔やみ申し上げます。
こういう時、私に何ができるのかと自問自答するのですが、
結局は目の前の日常を真摯に送ることが大事ではないかと思います。
ブログで何度も取り上げてきましたが、
種なしに比べて種ありブドウは味わいが深く甘く育ちます。
種ありピオーネを今年初結果させたのですが、
ふくじろうで一二を争う美味しさでした(私個人の見解ですが)
しかし、巷では種なしブドウが主流。
それに合わせて、苗木も種なしブドウを想定した品種が主流となっています。
ですが、種なしでは栽培が難しく美味しくなくなってしまう品種が存在します。
ふくじろうではオリンピアが正にそれ。
ということは、過去に廃れていった品種の中には種ありだと美味しく
栽培が可能な品種があるのではと考え、ふくじろうで栽培を始めたのがこれ
赤嶺(せきれい)。
糖度が20度に達し、花の蜜のような味わい。
まだ若木なので、樹が成木化して美味しさが
本格化した時の期待が高まります。
話が変わって、山口銀行の地方情報サイト「ここいろ」で
ふくじろうが紹介されました。
私たちの想いをしっかりとまとめ上げていただけた記事です。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
https://coco-iro.jp/topics/topics/238
昨日、娘が小学校からでかいヤツを連れ帰ってきた。
それは
オオクワガタ!
子供たちが言うには学校の昇降口にいたらしい。
それを飼育していたのですが、今週末は3連休。
面倒を見る人がいないので、娘が代表して連れ帰ってきたようです。
はじめは、本当にオオクワガタ?と思いましたが、
見た瞬間に、本物だ!とわかりました。
この大きさ、胸板の分厚さ、あごの重厚さ。
見るからに貫禄があるクワガタです。
このあごの形。間違いなくオオクワガタです。
すんげぇーかっこいいです!
絶滅危惧種に指定されている野生のオオクワガタに
お目にかかれるとは夢にも思いませんでした。
それが学校の昇降口に現れることにもビックリ。
今年はタガメにもお目にかかれたし、
それだけここの山は豊だということなんでしょうね。
そんな山奥だから、ふくじろうでは殺虫剤を使用せずに、
ほとんど化学農薬を使用せずに美味しいブドウが育つのだと感じました。
台風19号がいよいよ関東に上陸しそうです。
ここ山口でも、今日は結構強い風が吹いていました。
今回の台風がいかに大きく強力かがわかります。
災害がいつ発生してもおかしくない状況になってしまっている様子。
せめて、被災者が増えないことを祈るばかりです。
台風19号が東よりの進路をとっています。
南房総での前の台風の傷跡が癒えない状況。
これ以上の被害を出さないで欲しいものです。
今年は例年とは全く違う気候が次々と発生しています。
地球温暖化をはじめとする様々な要因で地球の気候が
大きく変化してしまっているようです。
異常気象を題材にした様々な映画がありましたが、
このままではそれが現実のものとなりつつあります。
1人1人ができることを少しずつ行うだけで大きく変わると思います。
例えば、私は赤信号では極力アイドリングストップを行うようにし、
買い物ではビニール袋はお断りしています。
皆さんも、ほんの小さなことでもできることから始めてみませんか?
さて、今年の収穫も終わりを迎えようとしています。
出荷がないときは、圃場内外の草刈りを行ったり
樹の粗皮をはいだりしています。
徐々に農閑期の作業へとシフトしていっています。
すっかり秋らしい気候になってきました。
ブドウも順調に収穫を進めています。
今日でオリンピアの収穫終了。
畑にある袋もかなり少なくなり、終盤になっています。
そんな中、今日も
ユアーズバリューさんへ出荷。
この「ブドウの宝石箱」はシャインマスカット、ピオーネ、
安芸クイーンの3つの美味しさを味わえる黄金セット。
超おすすめ商品です。
そうそう、今年は種ありのピオーネを初結果。
万人受けする美味しさのピオーネに深みが加わり文句なしでした。
安芸クイーンのような衝撃的な美味しさではないのですが、
私にとっては、それに匹敵するかそれ以上の美味しさでした。
手が止まらなくなるとは、このこと。
種ありの美味しさを改めて感じることができました。
また台風が発生しました。
今度は太平洋で強力に育ってしまうようですね。
これ以上、大きな被害を日本にもたらさないことを祈るばかりです。
マルシェに出店した際に他のブースにおじゃましに行くのですが、
店先でお値段をみていつも思うのは「高い」
それでも、試食させていただいて本当に美味しいと
割高感がすーーっとなくなり、欲しくなるんですよね。
それだけの価値ある商品だということ。
今回のマルシェで出会えた商品。
一つ目は
みそらぼさんのお味噌。
その中でこれは「ディップ&ソース」という商品。
試食させていただいた時に衝撃が走りました。
これ、めちゃくちゃ美味しいですよ。
そして、生みそがこれまたすごいんです。
いままで味噌汁がそんなに好きではなかった子供たち。
味噌汁にはえ゛ーーーという反応だったのが、
このお味噌を使った味噌汁は何度もおかわりするほど。
素材が良いと好き嫌いってなくなるんだなぁと感心しました。
二つ目は
ノノズマフィンさんのマフィンとナッツ。
このナッツはメープル味。
他にも抹茶やコーヒーのフレーバーなど種類も豊富でした。
そして、ノノズマフィンさんはご自身の体験から
材料に妥協せず、余計なものを使用せずに、
身体に優しい食材のみを使用しておられるので
雑味のない澄んだ味わいです。
これは、ふくじろうのブドウにも通じるものです。
ふくじろうのブドウを試食していただいたときに
「常温で美味しくいただけるブドウってすごいですね。
普通は冷やさないと雑味がして美味しくないですよね」
とおっしゃっておられました。
結局、本物を追及していくと、身体に優しいだけでなく
クリアな美味しさにたどり着くのでしょうね。
また台風が発生しました。
しかも、前回と同じようなルート。
できるだけ日本から離れたルートを通ってくれると良いのですが。
そして、その影響でか暑さが戻ってしまいました。
例年、この時期だと薄めの防寒着を着ないと
寒くて収穫できないのですが、半袖でも汗をかく暑さです。
そのため、晩腐病の発生がみられるようになってしまいました。
今年は本当に気候に悩まされます。
さて、先週末は福岡の
「みどりのまちマルシェ」に出店してきました。
数日前までは雨予報だったのですが、
当日は晴れ間もみえるお天気になりました。
この度、マルシェに訪れていただいた方々、
本当にありがとうございました。
直接、お客様とお話ができて大変勉強になりました。
そして、ふくじろうのこだわりをご理解いただける
お客様と出会えたことに感謝です。
自分たちが大事にしてきたものを
これからもしっかりとこだわって、
ブドウ作りに励んでいきたいと思います。