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- 2022.09.21 Wednesday
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今年も残すところ明日1日となりました。
本当に、いろいろと考え、感じることができた1年でした。
これから異常気象が当たり前になるであろう将来、
小手先の技術で美味しいブドウを作るよりは、
樹本来の力強さを引き出すことで、安定した美味しいブドウを
実らせることができるように思います。
牛歩の歩みのように、少しずつでも着実に理想へ近づけるように
来年も精進していきたいと思います。
今年も美味しいブドウをありがとう。
来年も、優しく、時には厳しく向き合いたいと思います。
ふくじろうの守り神。
近づいたイノシシをあまり挑発しないように、
ふくじろうを獣害から守り抜いてくれることを期待しています。
今年1年も、ご愛顧いただきありがとうございました。
皆様に幸多き年が訪れますように!
12月前半はほとんど雨が降らずに
乾燥した日々だったのですが、
後半はぐずつくお天気が続いています。
やはり、お天気もどこかでバランスを
とっているのでしょうね。
ふくじろうでは、化学農薬を使用せず無施肥で
栽培することを目標に、栽培方法を研究・改善を行っています。
肥料の効果などは何となく、ほんとに何となく
程度だけ勉強してきました。
ですから、実際のところ、肥料がどのように分解し
植物の生育に使われているのか、土中微生物がどのように
働いているのかはわからない状態でした。
そこで、
小祝さんの有機栽培に関する書籍で勉強することにしました。
無施肥栽培の書籍ではないのですが、目次を見る限り、
植物の生育や土中微生物の役割が掲載されています。
これらを理解することができれば、
より理論的に、より効率的に、無施肥栽培に必要なことを
ピックアップでき、より美味しいブドウ作りが
できるのではないかと考えています。
今年は本当に暖冬そのままの天候です。
今日も日差しがある時は暖かい1日でした。
でも、風は冬らしい冷たい風が吹いているので、
日がかげると急に寒くなります。
体調管理が難しい時期です。
昨日から剪定を始めました。
来年も元気に芽吹いてくれるように、
樹の様子を確認しながら切っていきます。
いよいよ冬の作業が本格化です。
今朝、あるニュース番組でイチゴ栽培に関する特集がありました。
イチゴを交配させるためのミツバチが不足しているそうです。
主な原因は今年の自然災害で養蜂していたミツバチが減少したとか。
他にも、殺虫剤などの農薬がミツバチを殺してしまっていると。
これは、農業を安定させるために散布している農薬が
自分たちのクビを締めているということです。
何かあれば、農薬を散布して対応するといった慣行農法を
考え直さなければならないということではないでしょうか。
さらに、年内のイチゴの交配のためのミツバチは大丈夫だが、
来年のイチゴの交配では不足するというのです。
ちょっと待って下さいよ。今、交配しているミツバチを
大事に扱って生存させれば、不足することなんてないのでは?
何故、今いるミツバチたちが来年には不足するのかは
報道されませんでしたが、その原因を想像するのは容易いでしょう。
結局のところ、命ある生き物を使い捨ての物のように扱う農法にも、
このミツバチ不足の原因はあるということなのではないでしょうか。
ふくじろうでは、数年前から殺虫剤を一切使用していません。
生物の生態系を持続させた栽培を目指しているのです。
しかし、農家の収入の安定のためには農薬の使用は
やむを得ない部分はあると思います。
ただ、目先の利益のためだけに農薬を
乱用するのはやめるべきではないでしょうか。
そして、これは農家だけでなく、農作物を食す皆様方にも
考えていただきたい問題だと感じるのですが、
皆様はどのようにお感じになるでしょうか。
就農してすぐに棚の整備を行いましたが、
棚を使用しつつ整備を行っていたので、
幹線(主要な針金)を張る際に十分に締め切れていませんでした。
吊棚であるふくじろうの棚は、幹線を吊り線で
吊り上げる構造になっています。
幹線を締めなおそうと思うと、
吊り線や様々な金具を外さないといけません。
しかし、吊り線が外そうとすると折れそうなぐらい
サビまくっているので、幹線をなかなか締めなおせずにいました。
先日、吊り線の一部を撤去したので、
それに関わる幹線を締めなおすことにしました。
まず、幹線を固定している全ての金具を外すと、
やはり、ゆるゆるでした。
シメラーと呼ばれる機材で締め直します。
本来、青線に幹線がないといけないのですが、
緩んでいる針金が赤線のようにたるんでいます。
この余分な針金を取り除きくと締め直し完了。
外していた金具類を取り付けると作業終了です。
今日から、また冬本番の寒さが戻りつつあります。
圃場内の全ての葉が完全に落葉したので、
明日から剪定作業に入ろうと思います。
どれぐらいぶりでしょうか。
パラパラという雨は度々あったのですが、
これだけしっかりとした雨は久しぶりです。
樹が休眠に入ると言っても、全く水がないのは
問題があるようなので、少しホッとできる雨です。
この雨で圃場での作業はできないので、
今年もお世話になった機械類のメンテナンスを行いました。
メンテナンスする主な機械は乗用草刈機。
エアクリーナーエレメントの清掃や
エンジンオイルの交換などなど。
この時期にしっかりと点検・整備を行い、
来年もバリバリ働いてもらおうと思います。
ふくじろうに元々あったブドウ棚は吊棚といって、
矢印のように電柱のような大きな柱を使って
針金で棚全体を吊り上げて支える仕組みとなっていました。
しかし、長年の経年劣化からサビがひどくなっているので、
棚の整備を進めてきましいた。
今、行っている棚の整備は、この大きな支柱を撤去して
沢山の支柱で支える仕組みに変えています。
撤去した支柱に使っていた針金。
サビまくっているので、いつ切れるかわからない状態でした。
撤去後は、こんな風に小さめの支柱で支えます。
きれいになり、安全性も確保されました。
他にもまだまだ整備する必要があるので、
時間を見つけて順次、やり替えを行っていきます。
そうこうしているうちに、ようやくブドウの樹々も
冬を認識し始めてくれました。
少し前までの暖かさで勘違いして伸びた副梢の葉は
まだ青々としていたのですが、
全ての樹の葉がようやく枯れ始めました。
暖かくなりそうな日も曇りで日差しが届かず、
常に気温がさほど上がらなかったおかげでしょうか。
ようやく、樹々が冬を認識して休眠の準備を始めてくれたようです。
落葉が終わり樹が休眠に入ってから始める作業が剪定。
この週末で完全落葉を迎えるかと思っていたのですが、
また気温が上がった影響か、まだ葉が残っています。
それだけではなく、気温が下がり切らないために
樹が冬の到来はまだ先だと勘違いしているようで
新しく副梢が伸びようとしています。
おいおい。
まだ休眠するのは先になりそうですね。
樹が休眠する前に剪定を行うということは、人間で言えば、
麻酔が効く前に手術をするようなものだと考えています。
そんなの痛くて耐えられませんよね。
おそらく樹も同じではないかと思っています。
なので、今週から予定していた剪定作業は延期。
先週に続き、今週も午前中は粗皮剥ぎを行い、
午後は棚の補修を行うことにします。
北日本では大雪に見舞われていますが、
ふくじろうではなかなか気温が下がり切らず、
冬の本格到来はまだ先のようです。
12月になっても雪を見ることはなく、
霜も10日ほど前に1度降りたきりです。
それでも、少しずつ落葉は進み
一部の品種を除き、ほぼ葉がなくなりました。
農閑期のメインの作業となる剪定を
来週ぐらいから始めていこうと思います。
特に、種ありは剪定具合が来年のブドウに出来を
大きく左右するので、今年一年を振り返り樹の様子を
思い返しながら剪定しないといけません。
来年も美味しいブドウをお届けできるように、
しっかりと剪定作業に入っていこうと思います。
今日は小学校のふれあい持久走大会があり、
昨年と同じように3,4年生の部と
5,6年生の部に参加してきました。
昨年は、全く練習せずに勢いだけでダブルに
参加した結果、3年生の息子とはついて走るのがやっと、
5年生の娘と走った際は、最下位争いしている状況なのに、
ラストスパートは置いてけぼりを食らってしまいました。
その経験を活かし、今年は子供たちと約2kmの練習を
約1か月間行って持久走に臨みました。
4年生の男子ともなると走るの速いですね。
長い距離に慣れることに重点を置いて練習してしまった結果、
今年も4年の息子にはついていくのがやっとでした。
ラストスパートはついていくこともできず。。。
来年は速く走る練習もしないと全く話にならないかもしれません。
それでも、すぐに心が折れそうになる娘には
常にハッパをかけながら走ることができました。
ラストスパートしない感じの娘でしたが、
何とか本気走りを引き出し最後はデッドヒートができ、
結構楽しく走れました。
練習の成果か、それほど疲れが残らなかったので、
持久走のあとは通常通りのお仕事に戻りました。
雑草が落ち着いたので、仕事をする傍らで
せんとほしが遊ぶ光景を目にするようになりました。
12月、今年も後ひと月となりました。
日差しがあっても冷たい風が吹くという
冬らしい気候がようやくやってきました。
ブドウの葉がすべて落ちるまで、もう少し。
全てが落葉すれば剪定の時期となります。
それまでに、土づくりの作業を終わらせないと。
先週、集めた裏山の落葉。
今日はその落葉を樹の周りに撒きました。
裏山の様々な微生物が畑になじんでくれますように。
土中の有機物を分解するのに、
キノコ菌が良いという話があります。
裏山の落葉を入れるようになってから、
今まで見かけなかったキノコが生えるようになりました。
様々なキノコ菌がふくじろうの土づくりを
支えてくれているのかもしれません。