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- 2022.09.21 Wednesday
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少しずつ暖かくなってきたはいるのですが、
まだ少し肌寒い日が続きます。
暖かくなりきらない影響か、相変わらず芽の生育が鈍いです。
加えて、雑草の生育も鈍い。
今の時期なら緑肥となるカラスノエンドウも旺盛に生え、
ぼちぼち花から実に変わっていくところですが、
まだ花がしぼんだ状態で止まっています。
今後の作業スケジュールを考えると、
そろそろ一発目の草刈りを行っておきたいところですが、
カラスノエンドウが実をつけるまでは待機です。
それでも、害虫は例年通り活動を始めました。
アカガネサルハムシです。
新芽を食い荒らす厄介者。
写真のように葉の陰に隠れたりするので、
しっかり探索して駆除します。
殺虫剤を一切使用しないで栽培するためには、
面倒でもこういう細かい作業を積み重ねることで
美味しいブドウを実らせることができます。
3月はすごく暖かかったので例年より生育が
早く進むかと思っていたのですが、
昨日まで肌寒い日が続き芽の成長も一休みといった感じ。
今のオリンピアは
こんな様子で、もうすぐ展葉しそうな感じですが、
昨年の今頃は
こんなに成長していました。(2019.4.24.撮影)
結局、4月に入って寒の戻りが強かったようで、
例年並みか品種によっては遅い生育状況です。
ただ、今日から一気に暖かさが戻ってきたので、
これから生育がどんどん進んでくれることでしょう。
最近は風もよく吹いているので
鯉のぼりが元気に連日泳いでいます。
葡萄たちにエールをおくっているようです。
5月頃から活動を始める天敵がいます。
それはコウモリガの幼虫。
主に幹の根本に食入し、最悪の場合、樹を枯らせます。
こ奴は
こんな感じで雑草などで幹を隠すと食入しやすくなります。
なので、被害を受ける前に
きれいさっぱり刈りました。
今年も殺虫剤を一切使用せずに栽培するので、
人力によるあらゆる手段を講じて、
害虫から樹と美味しいブドウを守っていこうと思います。
さて、4月初めにチャレンジしていた苗木作りですが、
全く芽が出る気配がないので発根状態を確認してみると
全く根が出ていません。。。
挿し木苗を作ったときは、この時期にはすでに発芽していたのに。
何故??
ブドウ大百科によれば
「穂木は早く採取するほど養水分が多く、
乾燥する厳寒期の採取は活着率が劣る。」
とあります。
この穂木は作る直前に採取したので、これが原因かもしれない。
いやいや、そもそも接ぎ方が悪かったのかもしれないので、
接いだ箇所を切断してみると
赤丸の部分は形成層が繋がっているので、
接ぎ方が悪かったわけではないようにも思えます。
何故??
穂木はまだ青々としていて枯れた様子はないし、
4月が割と肌寒い日が多かったから生育が進んでいないのかも
という淡い期待を持って、もうしばらく様子を見てみようと思います。
山口県でも新型コロナウイルス感染者がポツポツと出てきて
学校の臨時休校がGW明けまで延長されました。
そして、緊急事態宣言が全国拡大されました。
様々なニュースからも医療の緊急性が感じられます。
できるだけ人と会う機会を減らし、外出する時は必ずマスクを着用。
やれることは全てやりつくして必ず乗り切りましょう。
そうなると、子供たちのストレスも心配です。
気分転換にみんなで鯉のぼりをあげました。
下の息子も頑張って鯉のぼりを上げています。
上げた鯉のぼりを満足そうに見つめる息子。
せんとほしも交えてゆっくりとくつろぎます。
成木の芽も少しずつ展葉が始まりだしましたが、
明日からまた、いつもと違う日常が始まります。
そんな中でも、しっかりと美味しいブドウを実らせるために
しっかりと樹と対話しながら作業を進めていこうと思います。
先週末の冷え込みとは打って変わり
今週はグンと気温が上がったので、
芽がどんどん膨らんできました。
ビニールを張り終えた後は枝の誘因を行っています。
新しく伸びる新梢が混雑することなく葉が効率よく広がるように
枝をヒモで引っ張って調節する作業です。
もともとは赤のラインに伸びていたのですが。
写真の場所に調節しています。
剪定する1、2月は休眠中のため枝がまだ固くて
曲げようとすると折れやすいのですが、
春になり水をくみ上げだしたこの時期になると
枝が柔らかくなって曲げやすくなります。
ただ、調子にのって曲げすぎるとポキッと折れないまでも、
ミキミキッといって枝が割れてしまったりします。
すると、その割れ間から
水が滴り落ちてきます。
試しに飲んでみると、ほんのり甘い。
いや甘くはないのですが、樹の中で全てのものが取り除かれたような
そんな澄んだ美味しさがしました。
こんなに美味しい水で育ってくれるのなら、
今年も美味しいブドウが収穫できること間違いなし!!です。
暖冬の影響で生育が例年より早く進んでいたのですが、
この週末の冷え込みでその生育も鈍ったようです。
もう少しで展葉しそうだった苗木の芽も
この週末は一休憩。
これだけ気温が下がると
せんとほしも雑草に潜り込んで寒さをしのいでいました。
明日はお天気が回復しそうなので、
気を取り直して細々した作業をしていこうと思います。
ここ周南市でも4/7に新型コロナウイルスの感染者が出たために、
小・中学校の休校が延長され入学式等も中止となりました。
翌日にも新たに感染者が出たので、この先どうなるかと心配していましたが、
その後は新たな感染者は出ておりません。
このまま収まってくれれば良いのですが。
とは言え、油断することなく拡散防止に努めていこうと思います。
世の中は大変な局面に差し掛かっていますが、
畑の草木は順調に生育してくれています。
今年も旺盛に茂りだしたカラスノエンドウ。
可愛らしい花が優しく咲きはじめました。
マメ科のカラスノエンドウが土中に窒素分を吸着してくれますので、
ふくじろうにとってカラスノエンドウは大切な雑草。
今年もしっかりと種を実らせるまで草刈りを
グッと我慢して見守りたいと思います。
ビニール張りもようやく終わりが近づいてきました。
有機JAS認定の農薬を含むすべての農薬や肥料を一切使用していない
いわゆる無農薬・無施肥で栽培している一部を残すのみとなり、
明日で終了できそうです。
芽が膨らみ始め、昨日は晩霜が降りましたが、
今年も無事に晩霜被害にあう前に張り終えることができそうです。
ビニールが張られるとすっかり春の風景になりました。
裏山では
ワラビがぼちぼち生えてきました。
今年も春の恵みをたくさん頂けそうです。
ビニール張りの作業は順調に進み全体の約8割が終了。
例年なら、この時期にこれだけビニールが張り終われば
左うちわでゆっくりできるところです。
しかし、今年は生育が例年より早いのでそうも言ってられません。
苗木の中で早いものは芽が大きくなってきました。
霜が降りれば、ぼちぼち影響が出そうな大きさに。
今日は霜注意報が出たので、早速、対策を講じました。
成木した樹の中にも早い品種の芽も
少しずつ大きくなってきました。
霜対策としてもビニールを張らないといけないので、
こうなってくると非常に焦ります。
とは言え、残りも1週間もせずに張り切ることができそうなので、
今年も何とか春の大仕事を終える目途がつきました。
焦らず着実に残りのビニールを張っていきたいと思います。
研修時に行っていたビニール張りは4,5人ぐらいの大人数で
一気にビニールを張っていくものでした。
そこからいろいろと工夫を凝らし、ふくじろうでは補佐と
二人でビニールを少しずつ張っています。
しかし、昨日は年度変わりで保育園がお休みだったので、
補佐は下の息子とお休みしなければなりませんでした。
なので、私一人の作業となりましたが、
思い切って一人でビニール張りにチャレンジしてみました。
やってみると、案外、一人でも張れるものですね。
ただ、朝の無風時は問題なく一人でも張れるのですが、
少しでも風が吹き始めると作業スピードが格段に落ちます。
やはり、ビニールを張るには二人いた方が良いですね。
とは言え、何かの要因で補佐が作業できなくなっても、
早朝から一人で行えば何とかなりそうなのがわかったのは大きな収穫です。
現在の一般的なブドウの樹は別の樹(台木)の根にブドウの幹を接いでいるのが一般的です。
根もブドウで作る苗木は簡単にできるのですが、この接ぐのが難しい(私は)。
一昨年に台木にブドウを接いだ苗木作りにチャレンジしたのですが、全滅。。。
接ぎ目が乾燥してしまったからではないかと思い、
今年は接ぎ目をロウでコーティングして作ってみました。
昨年、友人がこの方法で苗木を作ると上手くできたようなので期待大です。
枯れずに育ってくれると良いなぁ。