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- 2022.09.21 Wednesday
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無事に花穂整形が終了したのですが、
その間に新梢がどんどん伸びてきています。
どこもかしこもジャングルになりかけています。
急いで誘因をしていかないと、新梢がビニールを突き破ろう
という勢いで伸びて折れてしまうのです。
完全に待ったなし状態。
ただ、焦ると何も良いことがないので、
一つずつ着実に作業をこなすのが大事。
そうこうしているうちに
生育の早い品種は開花が始まりました。
ヒモみたいなのがオシベです。
ブドウの花には花びらがないので地味ですが、
開花した樹の近くを通ると良い香りがします。
しばらくは雨が降らない予報だったのですが、
昨日は1日しとしとと雨が降ってくれました。
良い恵みの雨となりました。
花穂整形の作業を進めていると、
時折、こんな花穂を目にします。
あるはずの蕾がほとんどなくなっています。
これはヤツの気配がプンプンにします。
周囲を調べると
いました!
スズメガ系の幼虫だと思うのですが、
見事に食い荒らします。
これも殺虫剤を使用せずに栽培しているので仕方ありません。
ただ、樹1本に1匹程度の被害。
1本の樹に花穂が400〜500個ほどあるので、
被害としては1%にも満たない程度。
虫も夢中で食べてしまうほど美味しいブドウの赤ちゃんということでしょう。
花穂整形も大詰めです。
今年も開花前に終わりそうで一安心です。
花穂整形も峠を少し超えた感じがありますが、
まだ遅めの品種が残っています。
まだまだ気を抜くことなく作業を進めていきたいと思います。
下から見上げながらの作業となるのですが、
ふと葉に何かが止まっている影を目にすることがあります。
今の時期はアマガエルが一休みをしています。
写真を撮影しようと葉を動かしていると
アマガエルが移動を始めました。
葉の陰に隠れての休憩を邪魔してごめんね。
畑の生態系では割と上位にいるであろうカエル。
これからも畑の害虫をしっかり捕食してください。
先日の雨のあとは気温が上がらず樹々の生育は一休み。
開花に向けてぐんぐん成長していたのも一時的にストップとなりました。
とは言え、開花前に行う必要がある花穂整形を依然と実行中です。
樹々にプレッシャーを受けながら作業している中、
運動不足解消のために畑にやってきた息子が珍しいものを発見しました。
ピンク色のバッタ。
まだ可愛らしい赤ちゃんですが、きれいなピンクです。
1000匹に1匹の確率で生まれる突然変異だそう。
よくこんな小さくて珍しい生物をよく見つけられたなぁと感心です。
殺虫剤を使用せずに栽培しているので、ふくじろうの畑には様々な生き物が
生活できるのだと改めて思いました。
緊急事態宣言も一部の地域を除いて解除されました。
周南市では来週からようやく学校が再開されます。
自分たちで勉強を行うというのはなかなか難しいですので、
毎日学校に通えるという日常が戻るのはありがたいことです。
畑では新型コロナに関係なく生育が進んでいきます。
ブラックオリンピアの花穂。
つぼみの塊である花穂がどんどん開いてきました。
このままだと房が大きすぎて美味しいブドウにならず、
特に種ありブドウを育てる場合は上手に実ってくれません。
そのために、花穂をちょうどよい大きさに整えるのが花穂整形です。
開花する前に行わないといけないので、ここが最大の山場です。
今年も待ったなしの日々が始まりました。
種無しブドウは元気よく生育が進んでくれれば
ジベレリン処理を行えばブドウがたわわに実ってくれます。
なので、今は新梢が元気に伸びてくれるのを待つばかり。
一方、種ありブドウを育てる場合は樹の状態を調整する必要があります。
元気すぎると子孫を残す必要がないと判断してブドウを実らせてくれませんが、
弱りすぎると最悪の場合枯れてしまいます。
樹の状態を的確に判断して作業を進めないといけません。
今の安芸クイーンの様子。
少し弱々しいので、伸びが弱い新梢についている花穂(つぼみの塊)を除去していきます。
そうすることで、樹の負担を軽くして元気を取り戻してもらいます。
除去しすぎると元気になりすぎたり、実らせるブドウがなくなってしまいます。
常に樹と対話をしながら作業を進めています。
葡萄畑ふくじろう補佐です。
夏みかんを頂きました。
生よりも加工していただくとのことで
レシピを検索すると、夏みかんピール多し。
なので、夏みかんピールを作ってみることにしました。
しかし、よだきんぼな私。
レシピで‘4回ゆでこぼす‘という指示に脱力、数日保留。
その後もう一度夏みかんと対峙すると、
もうすごい元気!生き生きとしている。
「美味しいピールにしてくれるよね!」
って期待して待っている・・・ような気がします。
私も農家の端くれ。食材を無駄にはするまいぞ。
生き生きビームに当てられて、やる気が湧いてきたので作ることに。
手間をかけるからには成功したいので、レシピ通りに作ってみました。
この‘レシピ通りに作る‘って、できない人には結構難しい。
ど〜しても、ちょっと違うことをしたくなるんですよね。
結婚当初、夫に言われ続けた言葉。
「頼むから、レシピ通りに作ってくれ。」
この言葉には色んな意味が込められていたんでしょうね。
完成!美味しい!さすがレシピ通り。
でもなんか見た目がちょっと違う・・・・?
と思っていたら息子から遠慮気味に言われた。
「これは〜・・いかなごのくぎ煮?」
確かにちょっと似てる。
もしかしたら、レシピとは少し違ったのかも。
でも、子供たちもお父さんも気に入って食べてくれました。
嬉しいなあ。
料理の先人たちに感謝です。
昨日の昼頃からの降雨。
1週間おきという絶妙なタイミングです。
明日も気温が上がりそうなので、
ますます生育が進んでくれることでしょう。
今年、ワイン用の苗をいただいたのですが、
霜で芽を枯らせてしまいました。。。
生食用の苗木の霜対策に頭がいっぱいで
ワイン用の苗木のことをすっかり忘れていました。
不覚。。。
でも
新しく発芽しなおしてくれました。
良かった。
これからしっかり管理していきますので
よろしくお願いしますよ、苗木さんたち。
裏山には
藤がきれいに咲いています。
小中学校が休校中のため休日か平日かわからない状態のGW。
それでも、下の息子が保育園が休みなので、
気分的には休日感覚で過ごせました。
とは言うものの、気温が上がりだして新梢がどんどん伸び始め、
アカガネサルハムシも活動が最盛期を迎えたため、
子供たちとの時間を大事にしつつ、
サルハムシをテデトールで駆除しつつ芽かき作業をしてました。
それに加え、圃場でシマヘビやアオダイショウを見かけたり、
圃場の近くで毒蛇のヤマガカシを見るようになりました。
緑肥であるカラスノエンドウの成長をもう少し見届けたいところですが、
作業の安全を考慮し草刈りを行うことにしました。
モッサモッサしていた雑草群。
乗用草刈機でスッキリと刈っていきます。
そんなこんなで、早い品種は花穂(つぼみの塊)が大きくなってきました。
少しずつ、次の作業である花穂整形を始める時期がやってきそうです。
昨日、約2週間ぶりにしっかりと雨が降りました。
恵みの雨となったようで、心なしか芽にツンとハリが出たように感じます。
気温の上がってきたので、本格的に生育が進みだしました。
なので、生育が進んでいる品種から芽かきを始めました。
今日は種ありで栽培しているオリンピアの芽かきです。
樹の樹勢(元気さ)を整えるために不要になっている芽や、
霜でやられて弱っている芽を
取り除きます。
こうすることで、芽同士での養分の競合を少なくして
効率よく成長させることができます。
芽かきが始まると、今年の作業がスタートした感じがしますね。