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  • 2022.09.21 Wednesday

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    害虫との闘い

    • 2020.08.30 Sunday
    • 16:14

    やっと梅雨が明けたと思ったら今度は2週間以上も雨が降りません。

    ときたま小雨が降れども、地面は乾いた状態が続いています。

    今日も、昼過ぎに雷が鳴りだし小雨が降りだしたと思ったら、それで終わり。。。

    早く恵みの雨が降って欲しいものです。

     

    収穫が忙しくなると見回りがどうしてもおろそかになってしまいます。

    害虫から樹を守りたくても時間がないのが現状。

    昨日も

     

    根元に害虫が。。。

    即刻駆除しましたが、一度、こいつが入ると何度もやられます。

    虫糞とかが呼び寄せる臭いを発しているのでしょうか。

     

    ですが、

     

    こんな感じでカルスと呼ばれる細胞の塊が傷口を塞いでいる樹もいます。

    とにかく樹の自己治癒力を信じて、早期発見・早期駆除をするために、

    できる範囲で見回りを行い樹の手助けを行うだけです。

     

     

     

     

    カラスとの対峙

    • 2020.08.26 Wednesday
    • 20:51

    雨が全然降りません。

    この週末に降ってくれるかと思ったのですが、

    雷がひどく鳴った後にパラパラと少し降っただけ。

    本格的な雨は2週間降っていません。

    明日の予報は雨マーク。

    恵みの雨となって欲しいものです。

     

    現在のピオーネの様子。

    だいぶ色づきが進んできました。

    早い房はほぼ真っ黒になっています。

    試しに糖酸度を計ってみると、26.6。

    30を超えると万人が美味しいと感じる数値なのでもう一息です。

     

    昨日からカラスがふくじろうのブドウを狙っています。

    というか、すでに被害が出てしまいました。

    約1万房のうちの約10房。

    全体のわずか0.1%。

    ですが、精神的ダメージは100%並み。

    悔しくて仕方がありません。

     

    カラス対策で掲げていたカイトを見破ってしまった様にも感じられます。

    そこで、カイトの位置を移動させ、見回りを強化。

    すると、頭上をカラスが割と低空飛行しています。

    これはなめてますね。

    すぐさま、ロケット花火をお見舞いしてやると上空へ逃げていきました。

    夕方にも様子を見に飛んできたので、ロケット花火をお見舞い。

    すると、徐々に上空を飛ぶようになってきました。

     

    ふくじろうのブドウを取るのは危険が伴うと認知されれば、

    そもそも近づいてくることも減るので、

    ここ1週間ぐらいが勝負です。

     

     

     

    天敵でなくなるとき

    • 2020.08.23 Sunday
    • 21:34

    殺虫剤を使用せずに栽培していると特に注意しないといけない天敵がいます。

    コウモリガやブドウスカシバといった樹の枝や幹に食入する害虫は、

    最悪の場合、樹を枯らせることがあるので特に注意が必要です。

    就農して年が浅い頃は何本か枯らせてしまったことがあります。

     

    しかし、観察を続けていくと、この時期までなら早期発見・早期駆除すると

    樹本来が持っている治癒力で被害にあった箇所が治ることがわかりました。

    枝に被害があった場合、その枝が枯れたとしても、新しく枝を伸ばせばよいのですが、

    幹、特に根本に被害があった場合は最悪、その樹が枯れてしまいます。

    なので、すべての樹の根本だけは毎日チェックして被害を最小限に抑えています。

     

    見回りをしていると

     

    見えにくいですが、こんな感じで幹に穴を作り中に入り込んで食害するのです。

    昔は、穴に針金を入れて刺殺していました。

    ですが、この方法だと中が見えないので確実に刺殺できませんでした。

     

    そこで、食害されると穴に虫糞で蓋をするのですが、

    虫糞を取り除くと30分〜2時間程度で蓋をし直そうと出てくることがわかりました。

    今では、出てきたところを見計らって駆除しています。

    ただ、これも簡単ではなく、奴らもこちらの気配を感じ取ると

    素早く穴の中に入り込んでしまうのです。

     

    さすがに最近の酷暑で害虫たちも弱っているようで、

    最近は穴に顔をのぞかせて休んでいるみたいで動きも鈍くなっています。

    それがわかってからは結構簡単に駆除することができるようになりました。

    天敵が天敵でなくなってきた感じがしています。

     

     

     

     

    種あり安芸クイーンとゴールドフィンガー

    • 2020.08.19 Wednesday
    • 21:56

    お天気続きで美味しくなっているブドウたち。

    そろそろ収穫時期が近づいてきているのが、

    種あり安芸クイーンとゴールドフィンガー。

     

    真っ赤に色づいた種あり安芸クイーン。

    これだけ赤いと香りも抜群でしょう。

     

    盆前には少し酸味が残っていたのですが、その酸味は抜けたのか。

    そこで頼りになるのが糖酸度計。

    美味しさの目安で糖度が高いのは当たり前ですが、

    酸度が低くなっているのも重要な目安。

    なので、ふくじろうでは糖酸度計を使って糖度と酸度を計測し、

    糖度と酸度の比である糖酸比を求めて出荷基準にしています。

    糖酸比が30を超えると万人が美味しいと感じるということなので、

    ふくじろうの出荷基準は糖酸比30以上としています。

     

    安芸クイーンは糖度19.7、酸度0.60で糖酸比は32.8。

    ヨシ!文句なしですね。(計測結果の写真を撮り忘れた。。。)

     

    もう一つがゴールドフィンガー。

    昨年は8月下旬の長雨で割れまくったので、そのほとんどが自家製たい肥となりました。

    その反省から、今年は早めに出荷できるように調整していたので、

     

    糖度19.3、酸度0.50。

     

    糖酸比は38.6!文句なしですね。

    明日から出荷開始!

    明日はユアーズバリューさんにも出荷しますので、

    甘くなったブドウたちを是非、お求めください。

    美味しくなった種あり安芸クイーンとゴールドフィンガーの

    ご注文もまだまだ受付中です。

     

     

     

     

    収穫が始まる前に雑務を

    • 2020.08.17 Monday
    • 21:19

    日中は相変わらずの危険な暑さですので、

    作業はできるだけ午前中に済ませるようにしています。

    圃場周辺の草刈りや台風対策。

    収穫が本格的に始まるとその他の雑務はできなくなるので、

    今のうちにできることは済ませておきたいところです。

     

    ブドウ棚の周辺に防風ネットを設置。

    どれだけ効果があるかはわかりませんが、

    少しでも暴風を和らげてくれればと設置しております。

     

     

     

    種無し安芸クイーンの受付停止中

    • 2020.08.15 Saturday
    • 08:26

    2020年の予約販売の受付を開始したところですが、

    種無し安芸クイーンに裂果が多くみられるため受付を停止させていただきます。

    あわせて、ピオーネ&クイーンのセットも受付を停止させていただきます。

    今後、収穫がすすみ発送可能な房を確保できる目途がついた場合は、

    受付を再開させていただきます。

    その際はブログにてお知らせいたしますので、

    よろしくお願いいたします。

     

     

     

    2020年の販売受付を開始しました。

    • 2020.08.14 Friday
    • 19:27

    Yahoo!のふくじろうショップにて

    2020年の主な商品の予約販売の受付を開始しました。

    ふくじろうショップへはこちらからどうぞ。

     

    今年は化学農薬の使用回数をさらに減らすことができ、

    化学農薬を使用したのは年間でたったの1回だけ。

    山口県基準に対しての削減率は種無しで90.3%、

    種ありにおいては96.8%となっています。

    より自然に近い雑味のない澄んだ味わいを是非ご堪能ください。

    たくさんのご注文をお待ちしております。

     

    太平洋高気圧にすっかり覆われて良いお天気が続き、

    ブドウたちも着々と美味しさを増していることでしょう。

    その代わり、気温がぐんぐん上昇し日中は作業をするには危険な暑さです。

    品質を向上させるための副梢管理なども落ち着いてきたので、

    今日は子供たちと川へ涼を取りに行ってきました。

     

    釣りを楽しむ息子。

    ようやく息子と釣りを楽しむことができるようになりました。

    ただ、まだ釣り上げたことがない息子になんとか初釣果をと

    頑張ってサポートしていった結果、

     

    終了間際に1匹ゲット!

    満面の笑みを浮かべる息子に私も満面の笑みで答えました。

    収穫シーズンが始まる前にたくさんの気力を回復することができました。

     

     

     

     

     

    ジベレリンの及ぼす影響

    • 2020.08.11 Tuesday
    • 20:19

    なかなかスッキリしないお天気が続いています。

    今日は時折雨が降る曇り空。

    そこまで暑くならないのは良いのですが、

    ブドウがしっかり美味しくなるにはお日様が力が必要です。

     

    今日は

     

    真っ黒に色づいたサマーブラックを防府市の

    ユアーズバリューさんに出荷しました。

     

    実はこの樹、昨年の秋に樹の根本を害虫に食害された樹です。

    でも、春先からしっかり芽を出し元気に生育してくれたように見えたのですが、

    さすがに樹自体は弱っていたようで美味しい実を早く実らせてくれました。

    糖度も18度に達していたのでお勧めですよ。

    防府市へお越しの際は是非お立ち寄りください。

     

    先週収穫した黒いバラード。

    昨年までは種無しで栽培していたのですが、毎年8/10頃になると

    粒がシワシワのおばぁさんみたいになって商品価値がなくなってしまっていました。

    そこで、今年は種ありに仕立て直したのですが、

     

    8/11現在でも、ハリのある美味しそうな粒を保っています。

     

    今年1度だけの結果なので一概にはまだ言えませんが、

    おそらくジベレリンの影響ではないかと予想しています。

    人工的に種を抜いてしまうと糖度が下がったり

    着色しにくくなったりと色々と影響を受けるようですが、

    この粒のハリも影響を受けているのではないかと思っています。

     

     

     

     

     

     

    種ありピオーネ

    • 2020.08.09 Sunday
    • 14:37

    ピオーネと言えば種無しというイメージが定着していますが、

    それは化学農薬の一種であるジベレリンというホルモン剤に浸ける

    処理をすることで種をなくしているに過ぎません。

    当然のことですが、本来のピオーネには種があります。

     

    昨年、種ありとして育てたピオーネを初結果させたのですが、

    私にとっては、ふくじろうのブドウの中で一番美味しいブドウでした。

    初めて口にした時のインパクトは種あり安芸クイーンに劣るのですが、

    皆さんご存じのピオーネの美味しさに濃厚な味わいがプラスされた感じ。

    自然と手が伸びて病みつきになるとはこのことですね。

     

    こんなに美味しいのに樹がまだ小さいので普通に育てていては

    商品として販売するには時間がかかってしまいます。

    そこで、種無しとして仕立てていた樹を、

    この冬に思い切って種ありに仕立て直してみました。

     

    種ありと種無しでは育て方が180度違うので、

    上手く育てないと種ありは花振い(実がつかない)してしまうのですが、

    無事に実ってくれました。そして、

     

    飛び玉も出てくれました。

    少し弱らせすぎて葉が少なめになってしまったので心配していたのですが、

    これは美味しく育ってくれる合図なのでホッとしています。

     

    今では激レアな種ありピオーネ。

    収穫が楽しみです。

     

     

     

    大事な獣害対策班

    • 2020.08.06 Thursday
    • 20:04

    昨日のこと。

    早朝に畑に向かうと、いつもはお気に入りの場所で

    過ごしているはずのせんとほしが倉庫にやってきました。

    お腹が減ったのかと思い、歯磨きとブラッシングをした後にご飯をあげました。

     

    その後、日課となる全ての樹の見回りを行っていると、

    それぞれが思い思いに過ごしているはずのせんとほしがついてきます。

    今日はどうしたんだろうと思いながら見回りを続けていると二匹が吠え始めました。

    吠える方に目をやると、柵で囲っている外にほしが出ています。

    !!どこから抜け出したんだと近づいていくと、

     

    壊れた柵のところに私を誘導してくれたのです。

     

    どうやらイノシシが柵を破壊して様子。

    朝から様子がおかしかったのは、これを私に伝えたかったようです。

    うちのモンキードッグは優秀で助かりますね。

     

    早速、

     

    柵を補修&補強。

    これで一安心です。

     

    今朝も日課の見回りに早朝に畑に向かうといつものように

     

    お気に入りの場所でのんびり過ごしていました。

     

     

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